
秋吉 文悟博士の医学研セミナー/Institutional seminar by Dr. Bungo Akiyoshi
Oxford大学の秋吉文悟博士によるオンライン医学研セミナーを開催しました。秋吉博士(というか秋吉、と呼びたいのですが一応秋吉さん、とここでは書きます)は、私の大学時代の同級生で、学部4年時の卒業研究は同じ山本正幸教授の研究室で行いました。当時から細胞分裂、特に染色体分配に興味を持ち、そして今でも生物種こそ違えど、引き続き染色体分配の研究を続けている、芯の通った研究者です。そのあたり、テーマ的にはふらついていた私とは違います。学生実験の合間に、何かの生き物の2本ある鞭毛か何かの片方を切り取ると、残ったもう1本が短くなって、切った方は伸びる、という現象(曖昧な記憶で申し訳ない)のおもしろさを力説していた印象が強く残っています。私は大学院もそのまま日本に残りましたが、秋吉さんは大学院からアメリカへと旅立っていきました。同級生でもう1人、大学院からアメリカへと旅立った人がいましたが、その人とは私のポスドク先の研究所で、同じポスドクとして再会するという縁もありました。3人でSan Diegoで会ったこともあります。同じ釜の飯を食ったではないですが、同じ学


チャレンジスクールオンライン ブロッコリーからDNA抽出
チャレンジスクールという自分の子供が通っている小学校のイベントで、ブロッコリーからDNAを抽出する実験をオンラインで開催しました。各ご家庭で必要なものは準備していただき、実験のやり方をタブレットを使って配信し、みんなで一緒に実験しました。ブロッコリーはDNA抽出によく使われるらしく、研究室の学生も教育実習でまさに同じことをすると教えてくれました。ブロッコリーの頭の、緑色の部分は実は花なんだそうで、DNA抽出にはその花を使います。細胞が小さいので、単位体積あたりで取れるDNA量が多いからのようです。エタノールは各家庭で消毒用エタノールを使ってもらいました。ウイルス感染症の影響で、消毒用エタノールがありふれた存在になっています。20家庭以上にご参加いただきましたが、全員うまく抽出できたようで、安心しました。ご協力いただいた学校関係者のみなさん、学校運営委員会のみなさん、地元の駐在さん、そして参加してくださったみなさま、ありがとうございました。 配信は小学校で配布されているタブレットを使いましたが、子供がみんな使い慣れていて、驚きました。ミュートと発言

日本ゲノム編集学会第7回大会オンライン / 7th Annual Meeting of The Japanese Society for Genome Editing Online
今年もゲノム編集学会はオンラインでしたが、参加しました。今年も勉強になりました。オンラインポスターも、私は初めての形式でしたが、ディスカッションできました。ただ、結構事前準備をしっかりしてないとダメだなと思いました。ポスターセッションの前にYouTube見ておかないとでした。来年はオンサイト開催を期待したいです。 Annual Meeting of The Japanese Society for Genome Editing was online this year again. I leaned a lot this year again. The format of the poster presentation session was new to me, but I was able to have good discussions. However, you have to be prepared well before the actual session. I should have watched YouTube clips b