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高校生のためのセミナー

 8月2日に愛知県の半田高校、3日と4日に東京都立高校の学生の方々にお話をする機会をいただきました。自分が高校生だった頃にこういう機会があったとしたら聞きたかったことは何だっただろう、ということをよく考えて発表を組み立てました。生命科学研究者はどんな職業で、どうすればなれるのか、といった点を取り上げました。私よりはるかに偉い人も優秀な人も星の数ほどいるわけですが、こういった発表の機会を持った人が勇気を持って謙虚さを捨てないと、なかなか高校生が生命科学研究者の実態を知る機会がないと思います。というわけで、僭越なのは承知の上の試みでした。

 さすが夏休みの1日もしくは数日を返上して話を聞きに来てくれているだけあって、みなさん発表に集中してくれて、私は鋭い質問をいくつももらい、しばしば答えに窮しました。

「研究者としてやっていけなくなったらどうするんですか」 「研究に学閥はありますか」

「給料はどのように決まるのですか」

「ポスドクは35歳までしかできないと聞いたのですが、やはり35歳でポスドクだとやめた方がいいのですか」

 私の答えはここでは伏せますが、よい答えをお持ちの方は私までメールでご連絡いただければ、高校の先生方に転送できます。

 高校生のみなさんが充実した学生生活を送り、その将来が輝かしいものになることをお祈りしています。そして私はまた、それよりもはるかに自分の身を案じなければなりません。

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